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『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』爆笑座談会 思い出の放送回をプレイバック 追加戦士・ジロウの印象も | ORICON NEWS


 2年ぶりに制作される2大ヒーローの2本立て映画『劇場版 仮面ライダー/スーパー戦隊』シリーズ最新作『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア/暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー』が公開中となっている。ORICON NEWSでは、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー』に出演するドンモモタロウ/桃井タロウ役の樋口幸平、サルブラザー/猿原真一役の別府由来、オニシスター/鬼頭はるか役の志田こはく、イヌブラザー/犬塚翼役の柊太朗、キジブラザー/雉野つよし役の鈴木浩文にインタビューを実施。撮影の裏話や、盛り上がっている“考察”についてトークした。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に出演する(左から)鈴木浩文、志田こはく、樋口幸平、柊太朗、別府由来 (C)ORICON NewS inc.

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■これぞ『ドンブラザーズ』の映画に はちゃめちゃ展開に「覚悟を決めて」

――『ドンブラザーズ』の映画が完成しました!
【樋口】はちゃめちゃな映画です。『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』という映画ができました。名前通りです(笑)。

【志田】コメディー要素が多いです。始まりから最後まで終始、笑いが絶えないと思います。

【柊太朗】現場でも笑いが絶えませんでした。劇場でも、ずっと笑ってもらえたらと思います。

【鈴木】(別府が話す前に)ここで一句?

【樋口】サルブラザー的に思ったことでいいんだよ?(笑)

【別府】(笑)。サルブラザー的には、この2人(樋口、志田)が本編とは違ったキャラクター。それに引っ張られたわけではないんですが、このねじねじを使って、いかに演技するかを試せた映画になりました。

【鈴木】「ねじねじを使った演技」って日本語はないよ(笑)。でも、やっている僕らも何をやっているのかわからなかったので、本当に何も考えず頭を空っぽにしても観ることのできる映画だと思います(笑)。

【樋口】2回、観ることができると思います。

【鈴木】2回、見てもまだわからないと思います(笑)。

――撮影の思い出は。
【樋口】タロウとはるかのシーンが多いのですが、桃井タロウと鬼頭はるかではない役をやります。その時の話し方とか演技には注目してほしいです。芝居をはき違えたタロウとはるかが下手くそな演技で、笑わせようとしていなのに笑わせる、というのを頑張りました。

【志田】演じていても笑っちゃったりしました(笑)。面白すぎて。

――翼も、ある動物になりますが…。
【樋口】カニだっけ?

【柊太朗】カニじゃないね(笑)。予告でもチラッと映っていました。元劇団員の翼は憑依型の演技をすると思うので。そこに対して役でやっている分、どこまではっちゃけているのかを見ていただきたいですね。

【別府】僕、翼、つよしは、せりふがそこまで多くなかったんです。だからこそ、爪あとを残そうと思って、せりふがないところでもしゃべったりしました(笑)。でも、「ちょっと邪魔だからやめておこう」となったり…。少ないシーンだからこそ、いろいろやりました。特に3人でエチュードみたいな感じで、監督から『やってみて』と言われたシーンは頑張りました。

【鈴木】たぶん途中で切れちゃっていると思うけど…。でも、いきなり3人でやることになってもお互いにキャラがわかっているからポンポン出た。あそこが、この撮影の中で1番、爆笑をかっさらったと思う。使われてないと思うけど(笑)。

【樋口】予告にもあった口元の米粒のシーンは面白かったです。

【柊太朗】そこで覚悟を決めないとね(笑)。

■放送から3ヶ月が経過 視聴者の考察に驚きの連続

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー』ビジュアル 劇場版「リバイス・ドンブラザーズ」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 (C)テレビ朝日・東映AG・東映

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー』ビジュアル 劇場版「リバイス・ドンブラザーズ」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 (C)テレビ朝日・東映AG・東映

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――放送から3ヶ月以上経過しました。観ている方の反響で面白かったのはありますか?
【樋口】視聴者の方がSNSとかで毎週「明日、ドンブラザーズです」、「今日、ドンブラザーズです」、「ドンブラザーズ見ました」と教えてくれるんですよ。出ているので僕たちは当然、放送日時を知っているんですけどね(笑)。でも、それぐらい応援してくださって、ありがたいですね。

【別府】考察が多いですよね。でも、僕らも知らされていない設定があるんです。僕らの小さな仕草やせりふで、こうやって思ってくださるんだと驚きます。考察が盛り上がる作品は視聴者の方も多いと思うで、反響がうれしいです。個人的に驚いたのは最初の俳句で「春風や、亡きあの人と、すれ違う」と詠んだので、「昔、誰か亡くなっているのでは」という考察がありました。本当かどうかはわかりませんが(笑)。

【樋口】合体ロボのドンオニタイジンの反響が、スゴいとよく聞きます。そういうニュースを聞くとうれしくなって頑張ろうと思えます。

――みほと夏美も…。
【鈴木】1つ文句を言いたいのが、映画にみほちゃんが出ていない!

【樋口】それは脚本の井上敏樹先生に?(笑)

【鈴木】いや!(笑) 僕の力及ばずで! クソぉ…。もっとくっついてれば…。

【樋口】そういうことね(笑)。あせった(笑)。

【柊太朗】翼は回想のシーンで夏美と一緒のシーンがあるんですけど、ひろさんの顔がチラつくんですよね(笑)。

【鈴木】マズいな(笑)。でも、夏美は過去にこんなことやあんなことがあったと補完されていく。自分の奥さんの元カレのエピソードを見せつけられているみたいで…。

【柊太朗】どっちも、その気持ちなんでしょうね(笑)。

【樋口】スゴいですよね。井上先生の頭の中を見てみたいです。

――ほかに驚いた考察はありますか?

【柊太朗】実は猫舌の設定を入れていたんです。本物の犬も、実は猫舌なんですよ。でも、翼は自分をかっこよく見せたい時に我慢するんです。はるかとお茶を飲むシーンは我慢して、心を許しているつよしとだと素を出している。それを言ってくださる人がいて「そこまで見られているんだ」と思いました。

【鈴木】つよしの家に来た時、お茶を出されてやってたね。「犬塚さん、猫舌なんだ」って思いながらやってました(笑)。

■思い出に残る放送かをプレイバック “タロウ”消滅から復活への心境も

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に出演する(左から)鈴木浩文、志田こはく、樋口幸平、柊太朗、別府由来 (C)ORICON NewS inc.

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に出演する(左から)鈴木浩文、志田こはく、樋口幸平、柊太朗、別府由来 (C)ORICON NewS inc.

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――思い出に残っている放送回はありますか?
【柊太朗】僕はドン5話です。全員が初めて集合した回の「たてこもったイヌ」です(指名手配犯の翼がはるかを人質に立てこもり。そこにつよしがトイレを借りに現れ、職場だったタロウも合流。真一は偶然、通りがかり『ドンブラザーズ』と知らないままに5人が集合する回)。これが『ドンブラザーズ』なんだな、という感じがします。わちゃわちゃしているけど根はいいヤツらで、一致団結も、一応する。初めて『ドンブラザーズ』が垣間見えた回だったと思います。

【鈴木】だって、真一とはドン5話で同じ場所にいて会ってはいるけど会話は交わしていない。ドン11話で、ピンポン押されて「雉野つよしか?」で初めて会話してる。それで、土足で家に入られて…。

【別府】実は土足じゃないんですよ! よく見ていただくと、靴を脱ぐ芝居をしてますから!

【志田】じゃあ、私は完全に土足でした(笑)。私が思い出深いのはドン10話の「オニがみたにじ」です。特に最後にマスターに詰め寄るシーンは個人的に好きで監督も終わった後に「よかったよ。はるかは『ドンブラザーズ』に必要です」と言ってもらえて、うれしかったです!

【柊太朗】必要というか、もう主人公だもんね(笑)。

【別府】真一は基本的にはるかとセットで動いている。関係性が近づいている感じがしていて…。急に「はるか」呼びになったり(笑)でも、少し先の話で、2人の関係性に注目できるシーンがあるので、ぜひ見てほしいです(笑)。

【鈴木】僕は、ドン8話「ろんげのとりこ」です。つよしのちょっとダークサイドっぽい一面が見えた回です。それまで僕もいい人だと思っていたのに、8話の台本をもらって「おやおや?」と。そこから、つよしをさらに理解できたので印象深いです。

【樋口】僕は、消滅していたタロウが復活したドン15話の「おかえりタロウ」です。台本をもらい1人で読むとグッと来るものがありました。ドン13話の「さよならタロウ」でタロウがいなくなって、ドン14話「みがわりジロウ」はタロウがいない『ドンブラザーズ』になって追加戦士も登場しました。そしてドン15話。タロウのいいところは自分を担いでくれる人にはしっかりと熱を持ってる接するところ。それを視聴者へ届けたいと思っていました。特に最後のシーンは桃井タロウだったら静かなトーンで「何をしているんだ、はるか」だと思うのですが監督と話し合って今まで見せたことのない桃井タロウを演じることができました。そこを「よかった」と言ってもらえることが多くて、僕の中でもあのシーンは集中してできたので特別な思いがあります。

――ドン14話「みがわりジロウ」からは、追加戦士である石川雷蔵さんが演じるドンドラゴクウ/桃谷ジロウが登場しました。初日から、いきなりサウナに行かれたそうで。
【樋口】雷蔵はほんとかわいいんですよ。雷蔵が追加戦士でよかったなと思っています。途中からの参加だったので早くみんなと馴染んでいけるよう男性5人でサウナに行きました。すぐに打ち解けあえて今ではスゴく仲良いいです。

【志田】優しい!

【別府】最近、雷蔵とずっと同じスマホのゲームをやってますね(笑)。同じ事務所なんですけど、今まで会ったことなかったんです。年下ですけど、尊敬できる部分がたくさんあります。あの肉体美で、ストイック。僕も学ばないといけないなと思いつつ、最近はずっと一緒に遊んでます(笑)。

【柊太朗】現場で、あまり一緒のシーンがないんですけど、とても人懐っこい印象です。自分のやりたいことや芯がしっかりしているのを感じるので人として尊敬します。ストイックなところが多いので、無理だけはしないように。僕たちもストイックなところは見習いつつ、ウィンウィンな関係でいられたらいいなと思います。

【鈴木】実は毎年、スーパー戦隊に追加戦士がいることも知らなかったんです。正直、このメンバーが好きすぎて、このメンバーの個性がスゴすぎて並べるのかなって思っていたんです。最初は、もしかしたら「ようこそ!」って感情じゃなかったのかもしれないけど、一緒に撮影をしてドン14話の予告で出てきた時にグッと来て! 思わず雷蔵にLINEしました。その時に雷蔵のことを仲間だと思っていたんだと改めて実感しました。もう大好きなんです! この間、雨の日に撮影があって、めちゃくちゃ濡れていたんです。傘の個数が合わなくて、僕の分がなかったんです。そしたら雷蔵がスタッフさんに「僕、さっき温かいところにいたので、ひろさんの所に行ってあげてください」と。それを小耳に挟んで「あいつ、めっちゃいいヤツやん…」と(笑)。今度、何かおごろうと思います(笑)。

【志田】第一印象はスゴく大人っぽい方だなと思いました。私は雷蔵さんと年齢が1番、近くて1個差なんです。1個上とは思えないぐらい顔立ちも振る舞いも大人っぽい方。でも、自分の好きなことを話しているときは、スゴくあどけなくて、かわいくて(笑)。そういう一面がある方なんだなと思いました。

――最後に今後のドンブラザーズ、映画の見どころをお願いします。
【鈴木】今後の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』は、これまで散りばめられてきた伏線の種が、どんどん育ってきて刈り取る時期に入ってくると思う。怒涛の展開になるんだろうなと台本もらってないですけど予想しています。ぜひ、これまで以上に楽しんで見ていただけたら。映画の見どころは、先程も話しましたが何も考えずに映画館に行って楽しんで帰ることができる作品。何観ようか迷った時に「とりあえず行くか」で行っても楽しいと思う。気軽な気持ちで観ていただけたら。大事なものは全部、仮面ライダーがやってくれます(笑)。ぜひ、よろしくお願いします!

【柊太朗】翼としては、いつ4人の輪の中に入れるのかが見どころだと思います。みんながイヌブラザーが犬塚翼というのを知った時の反応や、逆に僕がみんなを知った時の反応が話が進むにつれ、どんどん大きくなっていくもの。それがいつになるかはわからないですけど、ぜひ楽しみにしていただけたら。映画は、何も考えずに楽しめるんですけど、覚悟だけは持ってきてください。じゃないと胸やけするかもしれないので(笑)。それを頭に入れて来ていただけたらと思います。

【別府】今後について、僕たちも何もわかっていないんです。皆さんが作品について考察などしてくださっていますが、それがどうなっていくのかを楽しんでいただきつつ、ヒーロー、スーパー戦隊っぽいところも見せていけたらと思います。映画は、TVシリーズでは見ることのできない部分も多い。映画ならではシーンも多いので、ぜひ大画面の大迫力で観てください!

【志田】今後のドンブラザーズは、みほと夏美の正体や危ないジロウだったりいろんな展開が加速していきます。見逃せない内容になっていると思います。映画の見どころは、とにかくコメディー要素がいつも以上に強くなっています。なので楽しんで、たくさん笑っていただけたらと思います。あとは衣装にも注目していただけたらと思います。

【樋口】今後の『ドンブラザーズ』については僕たちにはまだ何も教えてもらっていません。だから毎回、台本もらうのが楽しみなんです。考察してくださっているファンの皆さんと僕たちとは同じ感覚で物語が進んで行っているかと思うのでぜひ、着いてきてほしいなと思います。映画は、僕たちが今までやってきたコメディ要素を全部ぶつけているような作品。ドンブラザーズのドン20話まで見てくださった方には必ず刺さる作品だと思います。ぜひ、この夏映画館にお越しいただけたらと思います。

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