『HiGH&LOW THE WORST X』前田公輝と塩野瑛久が語る、釣り仲間たちの“ちょうどいい”関係性|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS


日本のどこかにある「SWORD地区」を舞台に、個性豊かな不良チームたちが拳を交えるアクション&バトルストーリー「HiGH&LOW」(以下、ハイロー)シリーズ。その最新作『HiGH&LOW THE WORST X』が公開中だ。前作『HiGH&LOW THE WORST』(19)に続き、SWORD地区最凶の鬼邪高校で頭を張る花岡楓士雄役に川村壱馬。そこに、鬼邪高狩りを企む瀬ノ門工業高校の天下井公平(三山凌輝)とその右腕・須嵜亮(中本悠太)ら新キャラクターが加わり、テッペンをめぐってバトルを繰り広げる。

公開中の『HiGH&LOW THE WORST X』[c]2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 [c]髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX

公開から数日、「ハイロー」の熱狂が日本中の映画館を熱くさせるなか、ファンたちを深い沼に突き落としているのが、鬼邪高校3年の轟洋介と、鳳仙学園の四天王の一人、小田島有剣だ。前作で拳を交えた2人の意外な展開に驚きつつ、その関係性に歓喜するファンたちが続出している。そこで轟を演じる前田公輝と、小田島を演じる塩野瑛久にインタビュー。映画が公開されたいまだから話せる裏話をたっぷり語ってもらった。

轟洋介役の前田公輝、小田島有剣役の塩野瑛久が、公開後だからこそ話せるディープな見どころを紹介
轟洋介役の前田公輝、小田島有剣役の塩野瑛久が、公開後だからこそ話せるディープな見どころを紹介撮影/興梠真穂

※本記事は、ストーリーの核心に触れる記述を含みます。未見の方はご注意ください。

「最初に絡みに行ったのは小田島の方だったんだろうな」(塩野)

――まさか小田島と轟が釣り仲間になっているとは驚きでした。この設定について、お2人でどんなことを話しましたか。

塩野「若干話しましたよね」

前田「うん。本当、若干」

塩野「きっと最初に絡みに行ったのは小田島のほうだったんだろうなとか。で、轟は無視してるんだけど、小田島は構わずという感じで。小田島は策士なんで、遠くのほうで『エサがねえなあ』とか『誰か貸してくんねえかな』とかしつこく言ってきて。それで轟が半ギレになって、エサを渡してくれたんじゃないかとか」

本作では、別チームの二人が釣り仲間であるという、意外な事実が判明
本作では、別チームの二人が釣り仲間であるという、意外な事実が判明[c]2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 [c]髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX

前田「なにか偶然がないと、この二人って合わないと思うんで。そもそも一匹狼だった轟が辻と芝マンにあれだけ心を許すようになったのも、映画の中では描かれていない奇跡的なめぐり会わせが絶対あったからで。小田島とも釣りという共通の趣味がたまたまあって。アキくん(塩野)が言ってくれたみたいに、小田島からのアクションに対して『うるさいから魚が逃げる』とか、そういうことを轟も言ってた気がするんですよね」

塩野「そうそうそう」

前田「小田島って放っておくとずっと1人で喋ってるんで(笑)。エサをあげないと黙らないから、しぶしぶ渡したのかなとか。といっても、撮影前に綿密に打ち合わせる時間もそんなになかったので。それぞれがそれぞれでバックボーンを作って。あとでこういう取材の場でお互い話しているのを聞いて、ほとんど解釈が一緒だったんだって知った感じです」

「轟と小田島は似た者同士」(前田)
「轟と小田島は似た者同士」(前田)[c]2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 [c]髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX

「はたから見ると“友達”。でもお互いの間では“知人”」(前田)

――この映画で描かれた轟と小田島の関係性は名前をつけるならなんでしょうね。

前田「きっかけは戦友ですけど、でも戦友でもないしなあ」

塩野「なんだろうな。難しいな」

前田「たしかに“何友”って表現しようとすると、めちゃめちゃ難しいね」

塩野「轟としては、仲間を思いやる気持ちがちょうど芽生え始めたころなんですよね。今回、突撃しに行くのも、そういう仲間意識があってのことだろうし。だから小田島にも『なんだ、こいついいやつじゃん』というのはあると思う」

前田「轟と小田島って、見た目も性格も全然違うけど、どこかしら似た者同士だと思うんですよね。学校の看板のことを俯瞰的に考えているところとか、なんかしら共通点があって距離が近くなっていったところはあるんじゃないかな」

ルックスこそ優等生風だが、全日制でも事実上No.1の実力を持つ轟
ルックスこそ優等生風だが、全日制でも事実上No.1の実力を持つ轟[c]2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 [c]髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX

――小田島は前作で轟に敗れたことに対しては、もう払拭できているという解釈ですか。

塩野「いや、最初はできてなかったです。それこそ前作で鬼邪高と鳳仙が団地に乗り込みに行くシーンでも、門の前で鬼邪高と合流した時、どっちが行くんだという流れになって。台本では小田島が『まあ、佐智雄、いいじゃねえか』みたいな感じで取りなす台詞があったんですよ。でも、僕はそれが腑に落ちなくて。ちょっと舌打ちを入れて『佐智雄』って声をかけて、佐智雄に判断を仰ぐ芝居に変えさせてもらったんです。今回はあれから時も流れて、佐智雄が鬼邪高を認めている部分があるからこそ、小田島も『まあまあいいじゃねえか』と言えるようになったのかなと」

鳳仙四天王の1人で、鳳仙の頭である上田佐智雄(志尊淳)の相談役を務める小田島
鳳仙四天王の1人で、鳳仙の頭である上田佐智雄(志尊淳)の相談役を務める小田島[c]2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 [c]髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX

前田「たぶんお互いの間では“知人”としか捉えていないんじゃないかな。でも、はたから見ると“友達”と思われている関係。誰かに聞かれても『まあ、知ってるよ』とは言っても“友達”だとは答えなさそう。いまだけの期間限定感みたいなものはお互い感じてるかもしれませんね」

塩野「そうだね。やっぱりパーソナルスペース的には鳳仙の仲間が第一。そこは変わらないだろうし」

前田「こっちも鬼邪高だしね」

塩野「そうそう。そのうえで今回みたいな、なにか大きいことが起こった時は、協力関係を仰ぐ。そういう連携みたいなものがこの2人にはあって。それ以上でも以下でもないのかなとは思います」



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