
丸一年の延期を経て3月4日に公開予定の『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスタ―ウォーズ)2021』の完成報告会が20日に都内で開催され、ゲスト声優の松岡茉優、ミルクボーイ(内海崇、駒場孝)、山口晋監督が登壇。ドラえもんたちも駆けつけ、一緒に完成を祝った。
【画像】ドラえもんやのび太も登場!フォトセッションで満面の笑みを浮かべる松岡茉優&ミルクボーイら
シリーズのなかでも突出した人気を誇る『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』(1985年)を再映画化した本作。リメイク作品でありながら、新しい脚本と現在の技術を駆使した3DCGで描かれる宇宙船、さらには日本を代表するCGプロダクション・白組の協力のもと、アニメーションを超える演出などさまざまな面で進化を遂げ、大きな宇宙の小さな星を舞台に、ドラえもんたちが大冒険を繰り広げる。
映画オリジナルキャラクターのピイナ役を演じた松岡は「優しいだけでなく、強くてたくましい女性を演じてほしいということでした。たくさんテイクを重ねて、こういう風にやってみましょうか、こういう声の出し方はできますか?と手取り足取り教えてくださって励みになりました」とアフレコを振り返ると、山口監督から「女優魂みたいなものをいただいたと思います。骨のある芝居をしていただいてうれしかったです」と感謝され、笑顔を見せていた。
また、スネ夫から「宇宙旅行に行けるとしたら僕たちの中で誰といきたいですか? 練馬に土地をたくさん持っていて、コネもたくさん持っている僕だと思うけど…」と質問された松岡は、「土地とコネは関係なく、本作でスネ夫くんに励まされるシーンがあったんです。迷ったり戸惑ったりしている気持ちを隠さずに見せてくれたから、一緒に宇宙に言っても弱音を吐き合えるんじゃないかな、と思うのでスネ夫くん」と返し、スネ夫に「プロポーズと考えていいのでしょうか?」と誤解させる一幕も。スネ夫は「まゆまゆは“ふくしま 知らなかった大使”をやっているでしょう? “骨川”知らなかった大使もお願いします」と、松岡のことを調べ上げて会話を盛り上げるプレーボーイぶりを発揮していた。
本作の見どころについて松岡は「一歩踏み出す勇気、あきらめない気持ち、仲間たちとの絆、進学、進級、就職、転職する人が多い春にぴったりな作品」とアピールし、「具体的なせりふはぜひ映画館でのび太くんから聞いてほしいのですが、私は私のままでいいんだな、と思えるシーンがあります。新学期や新生活ドキドキの皆さんの頑張る勇気に変えてほしい」と語った。
内海は“ミルク”つながりで「しずかちゃんが牛乳風呂に入るシーン」を推すと、しずかから「ミルクボーイさんのエッチ!」と言われてしまい、「それ、うれしいわ」とニヤニヤ。
駒場は「後半の戦うシーンも迫力あっていいんですが、僕は最初の方で(スモールライトで)小さくなって遊んでいるところが、子どもの頃の夢って感じで、自分も入りたいなと思った」とコメント。本作の盛りだくさんな魅力を三者三様に語っていた。
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