[ロサンゼルス/ニューヨーク 29日 ロイター] -映画スタジオの推計に基づく12月27日─29日の北米映画興行収入ランキングで、キアヌ・リーブス主演の最新作「47RONIN」は990万ドル(約10億4000万円)となり、初登場9位と振るわなかった。
同作は忠臣蔵をモチーフにしたもので、大石内蔵助を真田広之、吉良上野介を浅野忠信、リーブスは赤穂に流れてきた異端児「カイ」を演じている。
ロイターは24日、米ユニバーサル・ピクチャーズが同作について、評価損を計上したと報道。製作費1億7500万ドルと巨額の予算を投じた作品のオープニング興収としては、極めて低い水準になると予想されていた。同社の国内配給責任者ニッキ・ロッコ氏は、「残念な結果だが、出口調査はそこそこなので何とかなると思う」とコメントした。
なお、人気シリーズの第2部「ホビット 竜に奪われた王国」(日本公開2014年2月28日)が2990万ドルで、初登場から3週連続で1位を達成した。